〜本質を知ることで切り拓いた新しい道〜
「自分自身の本質を知ることで、人生が楽になる」
本質と才能を輝かせるコーチ
なかはらひろえさん

私は沖縄県に住んでいます、なかはらひろえといいます。
今年で50歳になりました。
普段は看護師として重度心身障害者が通うデイサービスで勤務しながら、休みの日に生年月日をもとに本質や才能を導き出すサポートをしています。
「本質通りに生きること」「自分の才能を最大限に発揮すること」をテーマに、個別相談も受けています。最近は、本質に合わせたPDCAの活用法にも力を入れています。
私は長年、「私は一体何者なのか?」と自分自身についてモヤモヤし続け、自分に自信がもてませんでした。ある人には「ロジカルだね」と言われ、別の人には「感覚的だね」と言われる。また、「行動的で男性的」と言われる一方で、「とても女性的」と評されることもありました。どうしてこんなに極端に違う印象を持たれるのだろうか
その疑問がずっと頭の片隅にありました。

そんなモヤモヤを抱えながらも日々を過ごしていましたが、あるとき「自分を知ること」こそが、答えに繋がるのではないかと思い、色彩心理学や脳科学、数秘術、四柱推命などを学び、
自分の内面と向き合う時間を増やしました。そうして見えてきたのは、「私は、男性的な強さと女性的な感受性を同時に持ち合わせているのだ」ということでした。
その瞬間、「私は私でいいんだ」と、長年のモヤモヤが晴れて安心感を感じることができたのです。
この経験があったからこそ、「人にはそれぞれの本質があり、それに合った生き方がある」ということを伝えたいと思うようになりました。本質を知ることで、人生がぐっと楽になります。だからこそ、一人ひとりに合った方法で夢を叶えていくことが大事なのです。

PDCAと本質の掛け合わせ
もともと看護師として病棟勤務をし、ケアマネージャーの経験もあるので、PDCAサイクルを回しながら仕事をするのが当たり前でした。でも、そのやり方だけを伝えても、うまくいかない人がいることに気づきました。PDCAを回しているのに、目標に近づくどころか遠ざかり、落ち込み自信がなくなり、夢や目標を追いかけることをあきらめてしまう。そんな人たちを見て、「もしかしたら、この人にはこの人に合ったPDCAの回し方があるのではないか?」と思ったんです。
特に女性は、目標設定や行動した後の振り返り方が人によって異なります。「このやり方が正しい」と決めつけず、その人の本質に合ったPDCAの進め方を見つけていく。そうすることで、自分らしく目標を達成できるようになります。今では、生年月日とPDCAを掛け合わせて、より個人にフィットしたサポートをするようになりました。

シングルマザーとしての決断と人生の転機
離婚を決めるまでは、本当に悩みました。できちゃった結婚で仕事をしながら子育てして。でも、生活費を入れても入れた以上にお金が出ていく状態が続いていました。ある日、元夫が何百万もする仕事の機材を個人で購入し、売れなかったことでさらに負担が増えました。「なんで相談してくれなかったの?」と聞くと、「相談したら反対されると思った」と言われました。そりゃ、反対するに決まっています。でも、もう購入してしまっていたので、どうしようもなかったのです。
そのころ、娘は先天的な心疾患を抱えていて、手術を控えていました。お金がかかるのに、フルタイムで働くのは難しい。夜勤までして家族を支えるのは無理でした。いろいろ考え、「子どもと二人ならどうにかやっていけるかもしれない」と思い、離婚を決意しました。大人二人と子ども一人の生活費を私一人で支えるのは無理でも、子どもと二人なら、何とかできる。法的な支援も活用しながら、新たな生活をスタートさせました。

30代と40代の体の変化
30代の頃は、多少の無理がききました。生理痛もほぼなく、体力的にもまだ余裕がありました。でも、40代に入ってから生理前の症状が強くなり、頭痛や眠気、倦怠感を感じるようになりました。それがきっかけで婦人科に通い、漢方治療を始めました。体の変化に向き合いながら、仕事や生活のペースを調整することが必要になってきたのです。
また、ストレッチをすることを習慣にしました。体が硬くなると不調も出やすくなるので、足首を回したり、前屈をしたり、ゴルフボールを踏んだりするだけでも、少しずつ楽になると実感しています。
色の変化と女性性
元々ピンクや赤、黄色と華やかな色が好きでした。でも、最近はグリーンや落ち着いた色を好むようになりました。部屋の中にも観葉植物を増やし、落ち着ける空間を作るようになっています。年齢を重ねるにつれ、色の好みや選ぶものが変化していくのを実感しています。

これからの人生について
子育てが終わり、ようやく時間に余裕ができた今、私は「自分のためだけでなく、誰かのために時間を使いたい」と思うようになりました。誰かの役に立つことで、自分も満たされると感じるからです。
女性は、家庭や仕事に追われるあまり、自分のことを後回しにしがちです。でも、自分自身を置き去りにしないことが、人生を豊かにする鍵だと思います。本質を知り、自分の心と体を大切にしながら生きること。それが、これからの人生をしなやかに、タフに、美しく過ごすために必要なことだと感じています。
45歳からの私アップデート
「毎日いろんなことがあるけれど、新しい朝が来る。昨日までのことにとらわれすぎず、今日を大切にする。そうやって、これからも新しい自分を更新していきたいです。」
私の生き方が、同じように人生を歩む誰かのヒントになればうれしいです。