
現在アラカンの私。でも、今がいちばん心が自由になりました。
アナログ女性のCanvaサポーター
二宮由加利さん
「もう、年齢的にも無理かな」
そんなふうに思っていた夢を、今、私は叶えています。普段は「にのみー」と呼ばれ、現在はCanvaを使ったデザイン制作やレッスンを中心に活動しています。
振り返れば、ずっと心のどこかで「デザインの仕事がしたい」という想いを抱えていました。
でも現実は、親にすすめられるまま保育士となり、家と職場を往復する毎日。
本当の気持ちはしまい込んで、「これが私の人生」と思い込もうとしていました。
転機は「上手くいかない時」にやってきた

40代後半にきて体調を崩し、心もすり減っていきました。「もう限界かもしれない」と感じながらも、保育士を辞める選択などなく、がむしゃらに働き続けていました。
その頃出会ったのが、「さとう式リンパケア」という健康美容法。
不思議なくらい体が楽になり、心も前向きに。そして私は、51歳でついに保育士を退職する決断をしました。
「私もこのケアを広めたい」
そう思い、退職してすぐに資格を取得。施術やセルフケアレッスンを始めました。
ところが、コロナ禍ですべての活動がストップ。収入もゼロになり、不安でいっぱいだったとき、再び向き合ったのが【デザインツールCanva】でした。

もともと保育士時代に、写真をコラージュしたり、壁面飾りを作ったりと「作ること」が大好きだった私。
実は初めてcanvaを操作したときには、アナログな私はやり方がわからず嫌になってすぐに諦めてしまいました。タイミングよく参加したオンライン勉強会に参加したことで、コツをつかみ、そこからは気づけばCanvaに夢中になっていました。
そんな私の画像を見て、「それ、仕事にできるよ」と背中を押してくれた方がいました。
その一言で、とっくに諦めていたデザインの世界に『canvaデザイナー』として、踏み出すことができたのです。
振り返ると「自分の気持ち」を大切にしたことで道が開けた

ずっと誰かのためにと、自分を後回しにして生きてきたと思います。「迷惑をかけないように」「波風をたてないように」そんなふうに、自分の本音を閉じ込めていた私。
でも、人生の分岐点に立ったとき、初めて「本当にこのままでいいの?」と、自分に問いかけました。
私の答えは「これからは自分の人生を生きていきたい」そう心から思いました。
子どもたちが大学に進学して一番の学費がかかる時期。
お金の心配も、将来の不安も、たくさんあったけれど、私は自分の意志で「保育士を辞める」と決めました。
あの一歩を踏み出した瞬間から、世界は少しずつ、でも確かに変わり始めたのです。
「自分ファースト」が、幸せを引き寄せる

長い間、私は「我慢こそ美徳」だと思っていました。
でも、我慢しても幸せにはなれないことを悟りました。
むしろ我慢し続けるほど、人生はどんどん苦しくなっていったのです。
そんなことに、50歳になってようやく気づきました。
自分の気持ちを大切にするようになってから、
驚くほど、私の周りの景色も変わりだしましたね。
もちろん家族との関係も、より良好に。
今、心から実感してるのは『自分の意識が、目の前の世界をつくるんだ』
ということ。
もしあのまま保育士を続けていたら、こんな自由な自分には出会えなかったなと思います。
これからは「出会った方の人生の巡りを良くする」ために

体の巡りを良くする、健康美容法の「さとう式リンパケア」
心の巡りを良くする、私にとっては「Canva」
私自身が体験してきたように、ほんの小さな一歩が、人生を大きく動かすことがあります。
SNSでの発信を通して、かつての私のように、自分を我慢している生きている女性たちに、
そっと「大丈夫だよ」と伝えたい。
人生の後半を迎えた女性たちが『 楽しく、充実した、巡りの良い人生になりますように・・・』
そんな想いで、これからも活動していきたい。
たった一度きりの人生、だからこそ、自分の心と体の巡りを大切に・・・
~インタビューを終えて~
小さいころの夢を叶えているにのみー。
たくさんの想いを閉じ込めてきた自分と向き合い、本当の自分の気持ちを解放できた時、そこには喜びや楽しみだけでなく、苦い思いも感じたことでしょう。
でもそこから逃げず、自分の想いを強くもち夢を叶えることができた。
にのみーの経験がが「幸せになっていい」と多くの女性の力になると感じました。
取材:なかはら ひろえ
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